ハレルヤ〜
キリスト教福音宣教会のMiKです!
10月14〜16日まで、急遽韓国に行ってきました!!
10月15日(日)にキリスト教福音宣教会が主催する大規模なお祈り会があったためです。
今回のお祈り会については韓国の複数のニュース記事に取り上げられていました。
韓国報道記事(和訳)はこちら。
このお祈り会、正式名称は「民族と世界のための“和合と平和”救国祈祷会」といいますが、これについて広告されたのは一週間前の10月8日、主日礼拝後でした。
そのとき広告聞きながら、「さすがに現地参加は無理(飛行機代とか高いし…)」と一発目に思ったのが正直なところでしたが、その直後に「いや、んなこと言ってる場合か?」という強い聖霊の感動があり、その日の夕方には現地参加を決めていました。聖霊の感動ってすごいですね。
今回の記事はちょっと長くなってしまったので目次をつけました。
目次
今回のお祈り会が開催されるようになった背景
さて、お祈り会参加レポの前に、なぜこのお祈り会が開催されるようになったのかについて触れたいと思います。
このサイト「光のアトリエ」では私MiKが天の構想を受けて制作した作品やその経緯について載せてきましたが、キリスト教福音宣教会の総裁である鄭明析先生の状況、そして先生がいらっしゃる韓国で現在起こっていることについてはほとんど触れてこなかったので、これを機に少し整理しようと思います。
事実から書くと、現在、鄭明析先生は性的暴行の疑いで韓国検察に拘束され、裁判を受けています。
これだけ聞くと、「訴えられて裁判沙汰になるなんて相当なことをしたのではないか…」と感じてしまうと思うのですが、実は韓国では偽証がとても多いのです。
ある記事では「韓国の訴訟件数は日本の100倍、偽証は600倍」とありますし、別の記事では「韓国では偽証で起訴された人数が日本の172倍」とあります。どちらも10年ほど前の記事なので最近の数字は分からないですが、とにかく嘘・偽りで裁判になることが多い。そして、女性が男性を陥れるために性的被害を訴えることも多いという話を聞きました。
そして、先程の記事の中でも書かれていましたが、「韓国社会全般に理性や合理性よりも義理や情に引っ張られる情緒が根深くあるため」に、公正で事実に基づいて進められるべき裁判が、世論に偏って進行されることも多いようです。
今回の鄭明析先生の裁判も、まさにそのような形になってしまっていると感じています。
去年、被害を訴える人たち(宣教会の元メンバー)によって裁判が起こるようになりましたが、韓国の裁判所は、初期には「十分に争ってみる価値がある」という中立的な立場をとっていました。しかし今年3月、Netflixで「私は神だ(※)」が配信された後、「鄭明析牧師が1万人を性的暴行した」というような、現実的に考えても無理がある内容が事実かのように過激に報道されました。
その結果、韓国世論が大きく傾き、裁判所は突然立場を変え、現在は告訴人の主張だけをもとに、証拠第一主義(=事実認定は証拠によってなされなければならない)と無罪推定の原則(=刑事裁判で有罪が確定するまでは『罪を犯していない人』として扱わなければならない)を外れた不公正な裁判を進めています。
告訴人が裁判所に唯一の証拠として提出した音声には改ざんの跡があり、オリジナルの音声が録音されたスマホは売却して存在しない等、証拠らしい証拠が何もないまま、鄭明析先生を有罪だと決めつけたような裁判が進行しているのです。(→ 詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください)
※Netflix「私は神だ」:ドキュメンタリー映像とされていますが、被害を訴えている人たちの主張だけをもとに制作された偏った内容の映像であり、字幕処理によって代役俳優を被害者本人のように見せかけて出演させた等の問題が発覚しています。内容についての検証映像や、性暴力被害者支援をしている専門家メンバーによる検証記事もあります。また、教会メンバーではない一般の韓国人記者が、報道内容について「フェイクニュースだ」とするルポ本も出版されています。(この本は大きな反響を呼んでおり、週間売上1位を記録。今回韓国に行ったあるメンバーがソウル中の本屋を探し回ったけれど、どこも品切れ状態で見つけられなかったそうです)
このように偏って進む裁判を受けて、韓国ではキリスト教福音宣教会(摂理、韓国では通称JMS)のメンバーたちが立ち上がり、一人デモから始まって、数千〜数万人が集まる抗議集会が何度も行われてきました(※いちおう書いておきますが、みなさんみんな自主的に集まって集会をしています。強要されてるわけではないですよ)。
日本と違って、韓国では一般的にデモ集会が頻繁に開催されているようです。ちなみに場所の誘導や整備は警察の方がされていますが、キリスト教福音宣教会の集会がとても平和的で秩序正しく進行し、集会後にはみんな掃除をするのを見た警察の方が「こんな模範的な集会はない!」と言ったほどだったとか。
みんな御言葉で人格を磨かれているから、本当にいい人たちなんですよ。そして、その御言葉を伝えてくださっているのが、私たちの鄭明析先生なのです。
私たちが先生に従うのは、洗脳されているからでも、脅迫されているからでもなく、先生がただ神様とイエス様を中心にされ、ひたすら神様の御言葉を教え、御言葉をどのように実践するのかを、その生を以て教えてくださる方だからです。
私は鄭明析先生の御言葉で神様とイエス様に出会ったし、御言葉通りに働かれる神様を感じてきました。どんな過酷な環境の中でも命がけで御言葉を伝え、時間を惜しんで神様の御言葉を実践され、天の愛で私たち一人ひとりを愛してくださった先生のその姿を知っているから、報道されている内容はひどく歪められたものだと感じるし、本当にあり得ないことだと思うのです。
現在、韓国を中心に、先生の公正な裁判を求めて嘆願書の署名運動を行なっています。
こちらのページでオンラインでも署名できますので、ご協力いただければ幸いです。(※署名のリンクは私個人の意思で掲載させていただきました)
今回の集会はこのような流れを受けて開催されましたが、これまでのデモ集会とは違い、民族と世界の和合と平和のために神様に切実な祈りを捧げるお祈り会として開催されるようになりました。
鄭明析先生の精神と教えによるキリスト教福音宣教会のアイデンティティと教理を正しく世の中に伝え、先生の無念さと私たちの切実さを神様に訴えることが、今回のお祈り会が開催された目的です。
お祈り会参加レポ
背景が整理できたので、お祈り会参加レポに移ります。
初めに書いた通り、聖霊の感動のままに参加を決めた今回の集会、「とにかく現場に行って祈る」ことだけが目的でした。行くのを決めた時は、韓国行くついでに観光しよう〜なんてことは全く考えず、往復の飛行機は午後発着の便(出入国の審査や移動があるので観光する時間はない)を取りました。でも結果的に、お祈り会後にちょっとだけ明洞へ観光に行きました笑
集会の広告がされてから6日後がもう出発日だったので(こんなの初めてです驚)、急いで荷物などの肉的な準備をし、同時に明け方1時から祈って霊的にも準備しました。それまで明け方4時に起きて祈るリズムだったので、突然変えたから慣れなくて大変でした^^;
そして10月14日、出発の日。午前便で韓国に飛び立った同じ教会のメンバーから、「韓国上空で虹が見えました!」と写真が送られてきました。
飛行機からだと、虹は下の方に見えるんですね!
確かに、雨などの空気中の水分に日光が反射して虹が見えるので、雲より低い位置になりますね。(到着時、空港周辺では雨が降っていたようです)
虹は神様の「約束」。(創世記9:13)
出発の日から神様が共にされているのを感じました。
14日はソウル市内のホテルに宿泊。いつも韓国に行くときはキリスト教福音宣教会の聖地である月明洞(鄭明析先生が神様の構想を受けて開発された自然聖殿)の訪問が目的なので、韓国市内に泊まったことはほとんどなく、新鮮でした。というか、行き先が月明洞でない韓国訪問自体がめちゃくちゃ新鮮でした笑
そして翌日、お祈り会当日。
私は体質的に環境が変わると全然寝られないのですが、今回も案の定一時間睡眠くらいでした。それを覚悟の上で現地に行きましたが、やっぱり寝不足はしんどかったですね…^^; それでも現地参加できて本当に良かったと感じています。
この日の朝はソウルの街に霞がかかっていて、なんだか幻想的でした。
朝食を食べる場所を探して歩いていると、カササギが鳴いているのが聞こえました!(写真はありません)
カササギは、韓国では幸運と嬉しい便りを伝えてくれる吉鳥です。
月明洞ではよく見かけましたが、こんなビルだらけの街中にもいるんですね。
朝からその鳴き声を聞いて、神様のメッセージのように感じました。
そして朝食後、少し休憩をして、いざ会場に出発!
会場はもともとソウル市庁前と広告されていましたが、その後場所が変更され、汝矣島(ヨイド)で開催されることになりました。この汝矣島は以前大きなキリスト教の集会が行われた場所で、鄭明析先生もイエス様の霊と共に訪れた場所でした。その場所で今回の集会が開催されることにとても御心を感じましたし、個人的に行ってみたい場所だったので、訪問する機会ができて嬉しかったです。
地下鉄を降りて歩いていくと、遠くに大きなモニターが見え…
そこが集会の場所のようでした。
ちなみに会場の近くでもカササギが数羽飛んでいて、鳴き声が聞こえていました。
そして会場に着くと、メンバーの方が紙のサンキャップを配っていました。
帽子の左右のでっぱりは、耳…??こんなところにも可愛さを追求しているのでしょうか笑
ところで会場は(当たり前ですが)メンバーだらけでした。こういう集まりがあると、日本国内にいてもなかなか会えない人に遭遇したりするので面白いです。他県のメンバーには日本にいるより韓国や月明洞の方が会える気がします。今回は特に、未だかつてない規模のお祈り会だったので(そもそも今回のような全世界お祈り会の開催は初めて)、本当に色々な人に会えました。10年ぶりくらいに会った人もいました。また、(人がいすぎて)会いたかったのに会えなかった人もいました笑
日本からは900人くらいが参加していたようです。もちろん、全員自主参加です。冒頭で引用した報道記事では「海外から2000人ほどが参加」となっていたので、日本からの参加者が特に多かったようです。私の教会では、日帰り(!)でお祈り会に参加したメンバーも複数人いました。また、遠くアメリカから駆けつけているメンバーたちもいました。
それだけみんな切実で、神様の前で訴えたい思いが溢れていました。
現地に参加できなかった人たちも、世界の各場所で、zoomを繋いで共にしていました。
今回の集会はお祈りがメインでしたが、その他にも賛美や信徒の訴え、証の映像、御言葉などのプログラムがありました。
集会が始まる前は座っていた場所が全体的に日陰になっていたのですが、集会が始まると雲の間から太陽が現れ、力強く照らす場面がありました。神様が現れていらっしゃるように感じました。
そして賛美や祈りに合わせて風が強く吹くことが数回あり、まるで神様が応えてくださっているようでした。
後から聞いた話ですが、この日、ハート型の雲が上空に現れていたそうで、さらに会場の上を鷲が飛んでいたらしいです。本当に神様が共にしてくださっていたのだと感じました。
汝矣島は「ソウルのマンハッタン」と呼ばれる政治・経済の中心地らしく、集会をしている隣には高層ビルが立ち並んでいたのですが、そこに私たちの賛美や証の声が鳴り響いていました。ステージに立つ人たちも本当に大胆に証していました。
すごいことが起こっているなぁ…と感じながらその場に参加していました。
そしてメインであるお祈りの時間、この時間のために日本から飛んできたので、全力で祈りました。
本当に切実に祈りました。
世界のため、民族のため、そして先生と私たちのため…
公義で真実でいらっしゃる神様が、全て行なってくださるように。
正直、会場では電波が悪くて通訳があまり聞こえず、前の方に座ってましたがそれでもモニターが小さくてよく見えず、あまり分からない部分もあったのですが(笑)それでも現場で祈れたことが感謝でした。
実際どのくらいの人が集まっていたのか、現場にいたときはよく分からなかったのですが(とにかくすごい人数ということだけは分かった)、集会の後に冒頭に載せたようなドローン写真を見て圧倒されました。
これだけの人が集まって、またzoom中継も繋いで心を合わせて祈ったのだから、必ず神様に届いたと信じます。
このような大規模な集会が無事に開催できるように守ってくださった神様、イエス様、そして様々に動いてくださったスタッフや運営側の方々に心から感謝します。
このあとはさくっとまとめます。
集会が終わって、同じ教会のメンバーたちと少〜しだけ明洞観光に行きました。
私は寝不足でヘロヘロだったので正直ホテルに早く戻って休みたかったですが(←)、でも行ってみたら楽しかったです笑
その日は本当に疲れていたので、よく眠れました。
そして翌日、帰国の日。
空は快晴でした。
この日もカササギが鳴いていて、今度はその姿も見ることができました(やっぱり写真はありません)。
朝食をとって、午前のうちに地下鉄で空港に移動し、午後の便で飛び立ちました。
濃かったけれどあっという間だった今回の韓国訪問。
帰国の翌日からまた普段通り仕事に行き、日常に戻ったので、あれは現実だったのか??というような不思議な感覚にもなりました。
日本の地から裁判の様子を見守ることしかできないのがもどかしいですが、祈りが神様を動かす一番大きな仕事だと、鄭明析先生が教えてくださいました。
これからも続けて神様に祈りながら、自分の位置でできることしていこうと思います。
神様、どうか必ず、公義に行なってください。
2023年10月 MiK