
キリスト教福音宣教会のMiKです!
こちらは、最近公開した漫画「イビトの乾パン」の制作中の経緯です。笑
読んで分かる通り、これ、2021年の出来事なんですよね。この4コマはその頃描いたんですが(だからなんか絵が若い)、その後色々あって漫画の制作が止まってしまい、御蔵入りになるのではと心配しましたが、ようやくこの4コマも日の目を見ることができました。
イビトの乾パン、手を付け始めてから完成まで5年近くかかった漫画でした…。時が経つのは早い…。
私は作品を作る時、「本当にこれを作ることは御心なのか?(=神様が願っているのか?)」と、かなり悩んで祈ります。
特に漫画の場合そうなのですが、ひとつの作品を完成させるまでにはものすごい時間と労力がかかるので、もし御心でなかったら、ものすごい損失になるんですよね。だから本格的に作品に取り掛かる前に、ものすごく祈ります。
今回の4コマは、「イビトの乾パン」のネームを描き上げた直後に起こった出来事。
2021年2月28日にネームを描き上げ、その後、毎度のごとく悩んで祈っていました。
そしたら、同じ教会に通うメンバーから、
乾パンをもらいました。笑
上の漫画では4コマ目ですごいリアクションしてますが、実際はポーカーフェイスで平静を装っていましたw(でも心の中はこんな感じw)
なんで乾パンを??と思いましたが、どうやらそのメンバーの勤める会社で「非常食の入れ替え」があったそうで、
2021年2月末で消費期限が切れた乾パンが
「ご自由にお持ち帰りください」と大量に置いてあったそうです。
いや、タイミングがすごすぎるでしょ笑
合計5缶くらいもらいましたよ。
乾パンをもらって、
「神様もお応援してくださってるのかな!」と感じて、
心を定めて制作に取り掛かるようになりました。(まぁでも完成したのはその数年後なんですが…)
どうしてイビトの漫画の制作が止まったかと言うとコンクエを描き始めたからなんですが、
実は、当時の私は作品づくりに結構コンプレックス抱えた状態だったんですよね。それがコンクエを描くことによって解かれることになり、結果的に霊的にとてもすっきりした状態でこの漫画を描くことができました。
やっぱり神様はすごいですねぇ〜〜〜。
当時の状態で漫画完成させても後味悪かったと思うし、作品が神様の栄光にならなかったと思うので今完成できて良かったです。
(しかし、下描き終えて前半40ページの人物のペン入れ仕上げまで終わった段階という、かなり中途半端な状態で止まってたので、自分的にはすぐにでも制作を再開したかったです。全てに時がありますね…)
ところで、イビトの乾パンはチキュリア同様、演劇を漫画化した作品です。原作者も同じ方です。
ついでに、演劇の出演者もチキュリアと同じでした。
チキュリアには女性キャラいなかったですよね?
…つまりどういうことかというと、
演劇のナターシャは、男(女装)でした。笑
しかも配役が長身の方でして、かなーりデカくてイカついナターシャでした。
この演劇ナターシャがだいぶインパクト強くて、強烈に印象に残っていてですね、漫画描きながらもナターシャのセリフがこの役者さんの声(裏声)で再生されたりして笑ってました。
漫画に「感動した!」という感想をたくさん頂きましたが(感謝(T^T))、作者はそこを笑いながら描いてたかも知れませんすみません。
漫画の感想でも
「ナターシャがめっちゃ可愛かった!」
「女の子が可愛いです!」
というのを結構頂いたんですが、演劇を思い出すと笑いしか出てこなくて(こら)
すみません。可愛く描けていて良かったです!!
わりと原作リスペクトでキャラクターも演劇の役者さんのイメージからキャラデザ考えたりするんですが、ナターシャだけは演劇通りにすると色々崩壊するので、漫画ではとにかく可愛く描こう!と思って描きました。結果、可愛く描けていたようでとても良かったです(可愛く描きすぎてギャップが凄まじいんですけどね)。演劇ナターシャは永遠に忘れられないかも知れません。笑
今回、漫画の制作は今年5月頃から再開したのですが、その直後に体調を崩して全然思うように進まず、結局12月までかかってしまいました。でも、漫画の中のイビトの状況が、大変な中でも必死に健康も管理されながら御言葉を続けて送ってくださる鄭明析先生に重なり、また自分の状況から先生のことを色々と考えることにもなり、大変でしたが天の愛を深く感じる時間になりました。
漫画制作は労力がかかる分、経緯も色々できるのですが、今回もまた経緯深い作品になりました。
原作者様、読んでくださった皆様、感想くださった皆様、本当にありがとうございました。
神様が届けたい人に、この作品が届くよう願って。
2025年12月 MiK
