4コマ漫画「伝道された経緯①」

 

キリスト教福音宣教会のMiKです!

4回くらいに分けて、私が伝道された時の経緯について書こうかな〜と思ってます。

 

「伝道」とは『宗教の教えを広め、信仰の「道を伝える」こと』です。
つまり、私がキリスト教福音宣教会で御言葉を学んでいくようになったきっかけのお話ですね。

 

4コマ読んでもらったら分かる通り、だいぶ激しかったです。笑

 

ちょっと強調しすぎたか?っと思って、アンズちゃん本人にも4コマを見てもらいましたが、「こんなだったと思う」と言っていました笑
とにかく勢いがすごかったのを記憶してます。

 

当時、私は大阪大学の博士課程2年の大学院生でした。
そしてアンズちゃんは同い年で社会人。

アンズちゃんから聖書を薦められたのは、9月のある日のこと。

 

私は、大学ではずっと生物系の研究をしてましたが、研究者の世界って、すごく狭いのを感じていました。

学会に行っても、だいたい集まるのは同じ人ばかり。
専門性が高い世界だから、かなり人数が限られるんですよね。

 

その当時は、漫画家目指しつつも研究者の道に行こうとしていたので、

「こんな狭い世界で満足していていいのか?」

「井の中の蛙じゃないのか?」

と、何か自分の人生に変化を求めていました。

 

そんな話をアンズちゃんにしたところ、、、いきなり聖書を薦められました。

 

もともと私はガチガチな理系であり、目に見えないものは信じない無神論者で、宗教大キライな人間でした。

なので、聖書の話が出てきてドン引き
たぶん、心は50メートルくらい一気に引いたと思います。

 

 

そんな状況なのに、その場で「祈れ」と言われました。

 

 

祈り方を教えてくれて、「しゅのみなでいのる」って言われたけど、

 

しゅのみな??
ナニソレ??
そもそも字が分からないんですけど。

※「主の御名(みな)」=「主(キリスト)の名前」という意味。

 

なんだかんだ、3-4時間くらいカフェで話してた気がします。
アンズちゃんはヒートアップして、お祈りが叶った話とか、神様の起こした奇跡の話とか、アンズちゃん自身が聖書を学んで変化した話とか、色々話してくれました。

 

正直、私は話を聞きながら、

「もうこの子とは二度と連絡取らないだろうな…」

と思っていた気がします。

 

しかし、アンズちゃんはすごく真っ直ぐで、真実さがめちゃめちゃ伝わってきました。

 

私の宗教に対する不信感と嫌悪感はすごかったけど、
アンズちゃんは嘘を言ってはいないな、と感じたんですよね。

 

結局その後、聖書を借りて一緒に読むことになりました。

でも、私が御言葉を学び始めたのはもうちょっと先です。

 

聖書を紹介された当時、
私は学術誌に投稿する論文(←英語)を執筆している最中で、毎日実験が忙しく(DNA複製の仕組みとか研究してました)、
さらに翌年3月締切の漫画賞に漫画を描いて応募しようとしており、

昼は研究と論文、夜は寝る間を惜しんで漫画、という怒涛の日々を送っていました。

 

なので、いったん聖書を借りたけれど、
御言葉を学び始めたのはその7ヶ月後―――全てが落ち着いた翌年の4月からでした。

 

このあたりのお話はまた次回、ということで。

 

 

しかし、自分で考えてみても、

こんな紹介のされ方で、よく御言葉聞くようになったなと思います。

もはや伝説。

 

なんで虹?と思いましたが、
アンズちゃんはこの時、自分がやるべきか分からないことがあって、ものすごく迷ってたそうで。

「もし〇〇すべきならば、虹を見せてください。」

と神様に祈り求めた結果、答えを出さなければならない期日の前日早朝に虹を見せてくださったそうです。
それは私とカフェで対話した数日前の出来事でした。

 

「1人で生きる人生には限界がある。迷った時、神様にお祈りして、進んで行くのがいい。」

 

という話をしてくれたみたいなんですが、(アンズちゃん談)

「虹を見せてくださいと祈ってみて」というのが強烈すぎて、私はその辺の深い話を全く覚えていませんでしたw

 

そして私は「祈ってみて」と言われた時、アンズちゃんに席を外してもらい、
一応、言われたようにお祈りをやってみました。(←従順)

 

結論から言うと、

 

虹は見えませんでした。笑

 

その日の後、雨上がりの時とかに「見えるかな?」と探してみたりもしたのですが。

 

どうして神様は虹を見せてくださらなかったんだろう?と今になって考えてみたのですが、

当時、信仰があって熱心に祈ってたわけでもないし、

仮に虹が見えたとしても、
当時の私は「ああ、神様はいるんだな!」とは思わなかっただろうと思います。

 

虹を見せても神様のことを信じるわけでもないので、神様は見せなかったのかな〜、と分析。。
実際のところは分かりませんが…

 

 

ところで、このアンズちゃん。

彼女とは、私が大学4年生の時に友だちになりました。

 

彼女と初めて出会ったのは、

日が変わる直前、真夜中の阪大でした。笑
 

私は研究室で実験をしていて、その日は特に遅くなってしまいました。
アンズちゃんは、東京から車で帰ってきたところで、阪大近くで車を降りたようでした。

 

普通なら絶対出会わないようなシチュエーションで偶然のように出会い、
お互いのあだ名が似ていて意気投合し、←笑
友だちになりました。

 

偶然のようだったけど、神様が計画的に出会わせてくださったのだなーと思います。

(実はアンズちゃんに出会った時、アンズちゃんと一緒に別のお姉さん(コノミさん)もいました。その日は、なんとコノミさんの誕生日だったそうです!(すごい)
コノミさんには、私が礼拝に参加してから再会するようになりました。それまで、私のために陰でずっと祈ってくれていたそうです。)

 

 

大学4年でアンズちゃんに出会いましたが、聖書を紹介されたのはその4年後でした。

 

「全てのことに時がある」と聖書にもありますが(伝道の書3:1)、私にとっては本当にそのタイミングじゃないと御言葉を聞かなかっただろうと思います。

偏見すごくて固定観念の塊みたいな感じだったから、たぶんもっと早く、または遅くに聖書を紹介されてたら、アンズちゃんと関係を切って終わってたかも知れません。(ほんとに)

 

導いてくださった聖三位の神様に感謝しかないです。

 

「伝道された経緯②」につづく。笑

 

2021年9月 MiK

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